主に分譲マンションへ不動産投資を行なう際に、共用部分の大規模改修に備えて積み立てておく費用の事を指します。改修の必要が生じた時点で投資家達から改修費用を徴収するのは、管理組合としても手間がかかる行為であり、投資家達にとっても突然の費用負担に対応できない場合があるため、将来的に起こりうる経年劣化を予測しながら前もって改修に必要なお金を少しずつ準備しておく制度になります。積立方法としては一定期間ごとに同じ金額を積み立てる「均等積立方式」と、改修時期が近づくにつれて段階的に金額を引き上げていく「段階増額積立方式」の2種類があります。
