コラム

不動産投資とは?

当コラムでは、これから不動産投資をはじめたいと思っている方、興味をお持ちの方に向けて、不動産投資の魅力やメリットについてお話ししていきます。
皆様に不動産投資に対する興味・理解を少しでも持っていただければと思います。

■不動産投資とは?

ますは、そもそも「不動産投資」というものがどのようなものなのか、という基本的なことについてご説明します。
皆さまは「不動産投資」というものに対して、どのような印象をお持ちでしょうか。
昨今、様々な場面で不動産投資の広告に触れることが増えてきました。
一昔前までは、一部の富裕層のみが対象と考えられていた不動産投資ですが、世間一般で「投資」というものが当たり前のものになるにつれ、不動産投資もまた広く普及することとなりました。
巷で見かける不動産投資の広告に記載されている謳い文句としては、「資産0から始める不動産投資!」、「不労所得月々100万円!」等々、そんなうまい話があるのかなと思ってしまうほど魅力的なワードが並びます。
今回はなぜ不動産投資が広く一般的なものとなったのか、また、不動産投資にはどのようなメリットがあるのか、ということについて触れていきたいと思います。

■「賃貸」と「売却」

「不動産投資」とは、その言葉の通り「投資」と呼ばれるものの中の一つです。
投資家がお金を出して不動産を取得し、この不動産を運用していくことで、不動産にお金を稼いでもらい、その稼いだお金が投資家にとっての収益となります。
不動産投資における運用は、大きく分けると「賃貸」と「売却」という二つに分別されます。
「賃貸」とは、所有する不動産を第三者に貸し出すことで、賃貸料が投資家の収益となる運用のことをいいます。例えば、マンションを一部屋所有する投資家が、家賃10万円で貸し出しをした場合、毎月10万円の収益を得ることとなります。
次に「売却」です。所有する不動産を売却することで収益を得る運用のことをいいます。もちろん、1,000万円で購入した不動産を800万円で売却すれば200万円の損失となってしまいますが、逆に1,200万円で売却することが出来れば200万円の利益となります。
これらを見ると、投資家が資金を拠出し、その資金を元手に収益をあげていくという原理自体は他の投資と何ら変わりないことがわかります。それでは、数ある投資の中で、なぜ不動産投資が選ばれるのでしょうか。

■高まる将来への不安

不動産投資がなぜ広く広まったかを考えるにあたって、投資自体が世間一般にとって当たり前のものとなった理由を考えてみましょう。
投資がなぜ身近なものになったかを考えたとき、筆者が思う1番の要因は、なんといっても「将来への不安」というものにつきると思います。
長く続く不況や年金問題への不安が高まるにつれ、自分自身の生活や老後については、会社や国に頼ることなく自分自身で守らなければいけない、という意識が高まってきているように思えます。今では、お金を預金として通帳に入れておいてもほぼ増えないのが実情です。「金融機関に預けておけばお金が倍に増える」という時代が遠い過去に感じられます。そうは言っても、一般のサラリーマンが月々の収入や貯蓄を増やしていく手段にも限界があります。
そう考えたとき、「お金が働いてくれる=お金がお金を生む」という投資はとても有効的な手段となります。
そういった経緯から、投資というものが広く一般的なものとなったといえるのですが、では、どうして多種多様な投資の中で、不動産投資を行う投資家が増えたのでしょうか。
実は、不動産投資には他の投資にはない大きな2つの魅力があるのです。

■不動産投資の魅力① 〜「人のお金」で投資ができる?〜

一つ目の魅力は、「人のお金で投資が出来る」という点です。
数ある投資の中で、投資するお金を金融機関から借り入れできるのは、不動産投資だけと言っても過言ではありません。少ない自己資金で大きな投資をすることができるのです。
投資というのは、その原則的により大きなお金をかけた方が、手元に帰ってくるお金もより大きくなります。少ないお金で大きなお金を得ようとすれば、当然リスクも高まります。また金融機関も返済の可能性がない不動産投資に対して融資は行いませんので、初めて投資をする方にとっては、下手な投資を行わないストッパー的な役割を金融機関が担ってくれることも、メリットの一つと考えられるでしょう。

■不動産投資の魅力② 〜「人のお金」で投資ができる?〜

2つ目に「活用可能な現物資産が残せる」ということも、不動産投資の魅力となります。
前段であげた金融機関からの借り入れを行なっていた場合、基本的には団体信用生命保険に加入することとなります。団体信用生命保険とは、万が一投資家に不幸があったときでも、残っているローンがこの保険により0円となるという保険のことです。残された家族には資産として不動産が残るので、そのまま保有して収入源としてもいいですし、売却して現金化してもいいので、遺族にとって大きな助けとなります。
このような他の投資にはない魅力があるからこそ、不動産投資というものが皆さまにとって身近なものになったといえるのではないでしょうか。

今回のコラムでは、不動産投資の基本や魅力についてお話しさせていただきましたが、これ以外にも不動産投資には様々なメリットやデメリットがあります。その内容については他のコラムにてお話しします。
今回は、不動産投資が皆さまにとって、より身近なものとなっているということが伝えられればと思います。

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